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11月24日

お酒の見学情報
青梅の酒蔵に試飲をしに行き、
びっくりハウス的宿に泊まる。

青梅の酒蔵で造られる東京の地酒「沢の井」
で酒蔵見学&試飲をしてきました。

そして宿泊した宿のびっくり具合をレポートします。



東京青梅に沢の井という酒蔵がある。酒も美味く、景色もよく、食べ物もおいしいところで、これまでも何度か見学&試飲に行っていた。酒フレーカーのネタを作らなきゃな、と思って調べたら、ちょうど新酒ができたとのこと。紅葉の時期でもあるので、ちょっくら行ってみました。


いきなり大吟醸を試飲

10時20分に新宿を出る電車に乗り、12時過ぎに沢井駅に到着。おなかぺこぺこなのでとりいそぎお昼を食べることにする。それにしても人がいっぱい。レストランも順番待ちだ。「名前を書いておいて上で待っててください。名前を呼びます」というので、上に行ってみる。とそこは試飲会場だった。

10種類くらいのお酒がずらっと並んでいて、200円〜500円の値段が。ここは利き酒コーナーだった。

最初に試飲をすると、お猪口に一杯お酒を入れてくれて、次からは100円引きで試飲ができるシステムなのだ。ほとんどは200円(おかわりは100円)なのだが、一つだけ500円という破格のお酒がある。お猪口1杯500円はけっこう高い。大吟醸梵というお酒だ。

見ていると我慢ができなくなってくる 「味がわかるうちに飲んでおこう」と皆まずこの「梵」を試飲。さすがに美味い。するりと飲みやすいかんじ。

ずらりと並んだおさけ。
試飲ができます。

「うまあい!」と味わっていると名前を呼ばれたので、レストランへ降りていく。大吟醸を飲み終わっていなかったが、一気に飲んでしまうのはもったいないので、持ったまま行く。わっぱめしのご飯を食べる。ここでは新酒の「しぼりたて」を飲みながらの食事。前菜からオードブル風に出てきて最後にわっぱめしという順番のあたりが、酒を飲むことを前提にされているかんじだ。当然どこの席でも酒が注文されている。

酒蔵見学
さて食べ終わったら酒蔵見学である。
最初に部屋に集められ、お酒のことについて講義を受け、そのあと工場内を見学。大きいタンクの中にはお酒がいっぱいつまっているのだ。「中に入りたい・・」とは酒のみなら誰もが思うことだろう。

坂をあがり、 酒蔵へ。

最後に岩清水を見る。透き通ったキレイな水。ホントにキレイ。この水のおかげで美味しいお酒ができるんだそうだ。ちなみに沢の井のマークは「カニ」で、これはカニが住めるほど水がキレイだからってことでこのマークになったとか。

見学の最後に、「しぼりたて」を試飲できる。またあのお猪口が登場。底の青いぐるぐるは、お酒の色を見るためのものだとか。


岩清水。お水がきれいなので
おいしいお酒ができるのだ。

利き酒放題!

見学が終わったら利き酒である。各自思い思いにお猪口におかわりしていく。「7年熟成」は色が茶色になっていて、泡盛みたいなことになっていた。私は日本酒としてはちょっと・・だったが、IPさんはお好みだったようだ。

しぼりたて原酒アルコール度数19度は、原酒っぽく味わいふかくて好きでした。この原酒は、度数を調整する前のもので、日によって度数が違うのです。前に来たときは、なんと30度くらいあった。(ちなみに日本酒はふつう12度くらい)。これは市販できないらしく、ここでだけ計り売りをしていました。

ちなみに以前は、工場見学のあと、 試飲ではなくて、1合くらいの小さいボトルがもらえて、そのボトルの裏にカニマークのシールが貼ってあると「当たり」で、この無調整の原酒を「買う権利」が得られる、というルールになっていたのだけど、変わったのですね。その時私は当たったので、1升買っていって毎日夜の楽しみに飲んでいたものでした。


これにおかわりしていく。
1杯100円で試飲可能。
底の青いぐるぐるは
お酒の色を見るためのもの。


何杯も飲んでいくうち、つまみがほしくなってきた。自動販売機でつまみセットを発見。買ってみると、無地の箱の中にいくつかおつまみが。
笹かまぼこ一枚。ツナピコ2粒。芽生姜小一袋。そんなかんじのものがちんまりと入っていた。200円とはいえなんだかものたりない・・。

外のテーブルに酒を持って移動。寒いが景色は絶景。
昼間からずっと飲んでいるとだんだんもう色々するのが面倒になってくる。当初はハイキングや、山登りなどの企画も予定していたが、そういう気分ではない。


何回も行っていると、
家におちょこがたまっていきます。
ちなみに左のは昔の
「カニ」柄のバージョン。

ということで、帰り組みは日がくれかかったところで早めに帰宅。
そして、作者とIPさんはここで一泊していくことにしたのでした。

さて、特集のクライマックスはここから。
作者とIPさんの宿体験へつづく。 


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