ランド寄席を見る
ショーは土日に行われ、毎回変わる。舞踊ショーの日もあれば、歌謡ショーの日などもある。今日のショーは「ランド寄席」だ。モノマネの人とか漫談の人とかが出てくるのだ。歌謡ショーの人とか出てきてもよくわからないので、ショー見るなら「ランド寄席」の日だな、とは以前から心に決めていたのだ。
余談であるが都営新宿線の車内広告はすごーく少ない。
雑誌の内容とかって、かなりこの通勤時の広告から仕入れることは多いと思うが、都営新宿線で通勤していると最新の雑誌の内容とかに疎くなってしまうのである。しかし、この健康ランドの広告は必ず貼ってあるので、他に読む広告もなく、眺めているせいで、今月は何のショーが行われるのか、ということだけには詳しくなってしまうのだ。
早速工場直送のビールを飲みながらショーが始まるのを待つ。
司会&漫談の林家なんとかが登場。
しかしなんつーか、ゆるい。
ギャグを言うのであるが、普通の親父ギャグだ。何年も前から使われてきたような駄洒落をネタにしている。もしかすると一般人として宴会の席なんかにいたらハイテンションな親父として少しは面白いのかもしれないが、なんかこんなに笑えないというのもどうかと思うほど、苦笑すらできない。ムームー姿の観客たちも自分たちのおしゃべりへ向かっている。
しかし林家なんとかの唯一すごいなーと思うところは、誰も聞いていなくても自分はものすごく面白そうにしゃべるところ。みんな乗ってきてないとわかっているだろうに、義務をこなすところはプロ根性である。
しかしこういうのを見ると、テレビに出てる人って、本当に物凄く面白いんだなあ、と思う。
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一生懸命ではありますが・・。 |
早変わり舞踊
続いて舞踊が始まる。
最初は沖縄の琉球舞踊だ。前に沖縄に行ったときに、この衣装のこの踊りを見たことがある。現地の人なのだろうか。
「沖縄から呼んだのかなあ」
「こういうショーをしてまわってるのかね。」
若いおねえさん二人だったせいか、林家なんとかが司会をしていたときよりは私語も少なく、みなきちんと見ていた。 |
沖縄伝統の琉球舞踊。
(写真取り忘れたのでイメージです。
でもかなりこんなかんじ) |
続いてソロでおばさん登場。炎のような真っ赤な衣装を身にまとい情熱的に踊る。きっとこの踊りもどこかの地方の伝統舞踊なのかもしれない。
なかなか頑張って踊っているのであるが、気持ち琉球舞踊のときよりも私語が増えたのは、年齢の差か・・? |
一生懸命ではあります。 |
次は花笠音頭。
二人の花笠を持った若いおねえさんが登場。
なんか見覚えがある。
「あれ?この二人、さっきの琉球舞踊の人かな?」
そして後からもう一人登場して、真ん中へ入る。
「 あっ!この人、さっきの赤いおばさん!!」
「早変わりだ!」
「つーか全部で3人なんだ!」
「つーか現地の人ってわけじゃないんだあ!」
なるほど。
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総勢3名。 |
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