ショーが終わると、舞台がカラオケ用に開放される。１曲２００円を受付で払うと、舞台の上でカラオケができるのだ。

私らは新参者なので、とてもこの客層の中で歌うなんて勇気もなく、横のすし屋カウンターで寿司をつまみながら見学に側に回る。

ムームー姿のおばさんが歌う。
ものすごく歌いこんでいることがわかる。
かなり上手い。

そう、出てくる人がみな、けっこう上手いのだ。
並の練習量ではないことがうかがえる。
ここで歌うために練習をつんでいるとしか思えない。
趣味のカラオケレベルを超えている。すごい。
そしてその練習の発表の場が健康ランドというのもすごいが。

おばさんが歌っている横でおじさんが舞台にあがり、勝手に踊り出した。

おばさんは全く無視で自分の歌を歌いあげる。

そんなかんじでだらりとカラオケを見た後、卓球をする。温泉といえば卓球。私は卓球なんて高校生のとき以来やっていない気がするが、久々にやってもけっこうできるものだ。

しかし元卓球部のＩＰさんのレベルは違った。 パコパコラリーをやっているときは普通にゆるく打ってくれるのであるが、点数を付けて勝負にしたとたん豹変。
打ってくる球が速いし直線に飛んでくるので、怖くて打てない。
惨敗だ。
ううむ。 やはり部活程度でも勝負として卓球をやってた人は違う。
適当な温泉の遊びだと思っていた私が甘かったです。すみません。

そんなかんじで、ひとおおり健康ランドを満喫してきました。
なんだかお風呂のことも酒のこともあまりレポートしていませんが。

総括して感じたことは、
「やっぱ努力しなくちゃな」
ってことでした。

レベルが高い人というのは、やっぱり努力をしているのです。努力の差がレベルの差となって現れるのですね。
逆に考えると、努力さえすればある程度のレベルにまでは達するということがよくわかりました。

明日から私も頑張るぞー
とちょっぴり勇気をもらって健康ランドを後にしたのでした。
そして、林家なんとかも次回のランド寄席までにはもっと努力してきてほしいな、と思いました。

おしまい。