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12月14日

健康的飲酒シリーズ
健康ランドで健康的に飲む。

 



まだまだゆるーいギャグは続く

そして舞踊が終わると、今度はギターを持った芸人が登場。年は・・・「おじいちゃん」と表現してもいいお年頃である。この人も、林家なんとかに負けず劣らず、面白くない。やはりネタが昔からのオヤジギャグなのだ。

確かギターを弾きながら何かギャグを言っていたような気がするが、私もあまり真剣に見ていなかったので覚えていない。会場の私語率もアップ。

テレビで活躍している人と、この手の営業をし続ける人との大きな違いは、日々ネタを更新し続ける努力をしているかどうかだな、なんて冷静な分析をしてみたりして見ていた。


一生懸命ではありますが・・。

ギターおじさんが終わると、再度林家なんとかが登場。
話だけでは引き付けられないと自覚があるのか、クイズを始める。クイズというかなぞなぞだ。小学生レベルの。紙に書いた問題を見せて、観客が手をあげて答える。当たると浅草の寄席のチケットがもらえるとあって、みな割と一生懸命答えている。やはりプレゼント攻撃で引き付けるというのは基本である。
なぞなぞの問題もどうかと思うし、やっぱりあんまり面白くないのだけど、まあ、多少盛り上がった。


真打登場。

ここでやっと今回のショーのメインである、フーテンの寅さんのそっくりさん、原一平の登場だ。この人は、渥美清唯一公認のそっくりさんで、衣装や小道具などは、渥美清本人から譲り受けたものなのだそうだ。

さすがにそのぐらいのことはあって、観客の引きが今までと格段に違う。特に観客層のほとんどがズバリ寅さん世代である。
隣に座っていたおばあちゃんなんて、目をウルウルさせながら食い入るように見ていた。


「わたくしー生まれも育ちも葛飾柴又ー」

もう、私語なんて誰もなく、きちんと見ている。歌を歌っただけでもすごい盛り上がり。
前のが面白くなかっただけに、ものすごくレベルが高くなったと感じる。面白いってゆうのは笑わせるかどうかっていうより、引き付け感が違う。前座(ってわけではなくて、ちゃんとメニューの一つなのだけど)のおかげで「やっと面白いの見れた!」と思ったけど、前座って、そういう比較効果を生み出すためにもなるんだなあ、と思いました。

寅さん以外のモノマネもできるらしく、何人かのをやっていたが、私の世代ではその人が誰なのかぜんぜんわからなかったので判断できなかったが、まわりはすごくウケていたので、きっと似ていたのであろう。


今回は私語無し。
 

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